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日本は世界的に見て驚くほど治安が良い国です。
だからといって犯罪が起こっていないわけではありません。
犯罪は日本のどこかで毎日毎分起こっています。
「自分には関係ない」とどうしても思いがちですが、車の事故同様、犯罪もいつ自分が巻き込まれるか分かりません。
今後、大恐慌、国家破綻、戦争等々・・・
社会が混乱する時代が到来すると、世の中はますます危険になっていきます。
管理人は、独立前の約10年間、要人警護の最前線で仕事をしていました。
その間、生命の危機を感じたことが何度もありました。
その経験をもとに防犯・護身のプロとして、女性や子どもや年配の方など体力面が弱い方向けに、「護身」「セルフディフェンス」のポイントをご紹介させて頂きます。
女性の護身のポイント
ここでは女性が暴漢などから身を守ることをメインにします。
※年配の方も同様。
最初に結論を言います。
「護身とは"逃げる"ことである」
それが護身の極意です。
それでは順に見ていきます。
1,危険なところに近づかない
まず第一に考えなければいけないのは、「君子危うき近寄らず」ということです。
夜道を歩くときは、灯りが暗く人通りが少ない近道ではなく、遠回りになっても明るく人通りが多い道を選ぶ。
極力危険を事前に回避する行動を心掛けるということが大前提だということです。
時西バージニアはバージニアから、成功するために始めた
2,護身用具を携帯する
女性がフルコンタクト空手や柔道、その他護身術を習うのも一つの方法ですが、自分より強い人間は世の中に幾らでもいるものです。管理人のように10年以上フルコンタクト空手をやっていて、要人警護の仕事をしていても、そのことは日々実感するのです。
ましてや女性が、腕力で暴漢をねじ伏せる、撃退するというのは賢明な選択とはいえません。
無理とは言いませんが限りなく難しいです。
もちろん、武道や護身術を習得することも有効な手段の一つではありますが、それ以前に催涙スプレーやアラームなどの護身用具を携帯しておくことを第一にするべきです。
外出する際にいつも使っているハンドバッグの中に護身用具を入れておく。
それだけで心理的に安心感を得られます。
3,大声を出す
できることなら大声を出すことを最初にするべきです。
『助けて!』『泥棒!』『キャーッ!』『火事だー!』なんでもいいですから、100メートル先にでもよく聞こえるような大声を出す。これだけで相手は怯んで逃げる場合があります。
ですが、残念ながら女性は、こういう異常事態に遭遇した場合に恐怖のあまり声が出なくなってしまうケースが多いので、そういう場合はホイッスルなどで代用するようにします。
4,逃げる
いざ暴漢に襲われるというような緊急時、第一に考えるべきは"逃げる"ということです。
ですが、体を掴まれている、高いハイヒールを履いているというような場合は、すぐに逃げられないことがあります。
そこで必要なのが護身用具なのです。
バッグから催涙スプレーを素早く取り出し、相手の顔めがけて吹きかける。
相手が怯んだ隙に、全速力で逃げるのです。
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5,負けない
いかに危険な場所から素早く逃げるかということが護身の最重要事項です。
それが護身の理想です。
護身とは、「身を守る」という意味です。
つまり「勝つ」ことが目的ではなく「負けない」ことが目的です。
●管理人の護身のテクニック
最後に、あまり参考にならないかもわかりませんが、管理人のセルフデイフェンスのテクニックを参考までにご紹介させて頂きます。
私は要人警護の仕事をしていましたが、私生活では幸いなことに大きなトラブルに遭ったことはありません。
トラブルというと、車を運転中に、車を運転している人、バイクに乗っている人と3回ほどケンカになりかけたこがあります。
そのときは、相手を睨みつけ、低い声で凄んだら、相手がすごすごと退散しました(私は怒るとかなり怖いそうです・・・)。
3回共です。
孫子の兵法に次のものがあります。
「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。
戦はずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。」
つまり、「戦わずして勝つことが最善の策」という意味です。
そういう点では、今までは「戦うことなく勝つ」ことができました。
ですが、今後もしトラブルに巻き込まれ、言葉や態度で相手が引かなかった場合は、次のことを決めています。
「前蹴り(もしくは金的蹴り)⇒逃げる」
私のようにフルコンタクト空手を10年以上やっていても、空手の組手(試合)で、前蹴りがくると頭にあってもいざ前蹴りがくるとなかなか捌けない(受けれない)ものなのです。
●前蹴りの利点
・素人なら99,9%受けられない。
・靴は大きな武器になる。
・遠い間合いから攻撃できる。
・日頃から腹筋を鍛えていない人は大きなダメージを受ける。
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以上の理由から、前蹴りで相手がダメージを受けたところで、全速力で逃げます。
ただし、攻撃する前に相手と接近してしまった場合は、相手の顔めがけて頭突きです。そして逃げます。
トラブルの現場に長居は無用です。
どんな二次被害に遭うか分かりません。
相手の仲間が来るかもしれません。
警察が来て面倒なことになるかもしれません。
繰り返しますが、危険な場所から素早く逃げるということが護身の最重要事項なのです。
女性の護身に役立つ護身用具
女性の護身に役立つ護身用具をご紹介します。
当サイトでは、2つの護身用具を推奨しています。
1,ホイッスル
「たかがホイッスル(笛)」と思うかもしれませんが、ホイッスルは護身にとても役立つ道具です。
何故なら、「犯罪者は光と音を最も嫌う」と言われているからです。
大きな声、大きな音は威嚇効果があり、犯罪者を怯ませることができます。
恐怖で声が出なくても、ホイッスルを吹くことはできます。
外出時に、ハンドバッグなどの取り出しやすい場所に入れておくといいでしょう。
ホイッスルは、小さく軽いので荷物になりませんのでオススメです。
2,催涙スプレー
催涙スプレーは、女性の護身用具の最強の武器です。
催涙スプレーは、科学合成した催涙成分やトウガラシのエキスなどを配合されたもので、相手の顔に吹きかけ、目つぶしと痛みを与えることができるものです。
催涙スプレーを顔にかけられた人は、涙や鼻水の流出、咳、肌の灼熱感などに30分ほど苦しむことになります。
ただし、殺傷能力はなく、後遺症も残らない優れ物です。
↓この催涙スプレーは小さく軽いのでオススメです。
3,スタンガン
あまりオススメしませんが、過去に危険な目に遭ったことがある、ストーカー被害に遭っている、危険なところを通らないといけないなどの特別な環境下にある方のみにオススメするのが、スタンガンです。
※スタンガンを正当な理由がなく持ち歩くと、軽犯罪法違反になるますからご注意下さい。
ご存じの方も多いでしょうが、スタンガンとは、先端部の電極を相手の身体に密着させることで、高電圧を流して相手にショックを与え、強烈なしびれや麻痺を起す道具です。
ご紹介するスタンガンは、数多くあるスタンガンの中でも、コンパクトで軽く、それでいて高出力の60万ボルトです。
商品の中には100万ボルトのスタンガンもありますが、そこまで必要はありません。
さらに、滑り止め加工にストラップ付、ケース付と女性にも最適なスタンガンです。
護身全般の3つのポイント
1,「君子危うき近寄らず」。危険なところに近づかない
2,逃げることを最大の目的にする
3,護身用具を常に携帯する
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